勇気と想像力、そして少々のお金

きれいごとを言わない、をモットーにしてますが、時折言ってます。

2009-01-01から1年間の記事一覧

無念を抱えて生きる人(Tさんの話)

今年のお盆は初盆だったため13日から3日間休みを取り、甥っ子姪っ子と共にプールへ川へと文字通り遊びまわってきました。日中のほとんどを海パンでウロウロと過ごしていたため日焼けの勲章をしっかり身につけて、またいつもの日常へ戻ってきました。 さて、…

国税の行方、選挙近し

税金の話と政治の話を素人が掻い摘まんで書くことは難しいなぁ、と分かっていながらも確認をこめて、言いたいことが言える箇所まで書いていこうと思います(勘違いしていたら是非訂正をコメント下さい)。 今の政治の話って、もはや霞ヶ関に集まっているお金…

8月5日の出来事

何だか知らないが最近ひしひしと感じる閉塞感を打破すべく、午前中は山へ、午後から海へ、と半径20キロ以内で済む休日を家族で過ごした、そんな濃い一日の出来事。 朝方に歯医者から帰ってきた嫁さんがアパートの階段でカブトムシを発見する(今年はたくさん…

梅雨明け

梅雨明けのようです。 −ボクが随分素早く汽車から降りたため雲を焦がしたくらいさ−

成長するのが当たり前という前提

やっかいだなぁと思うことの一つなんですが、僕ら人間は肉体的にも精神的にも‘成長する’という前提の下で生きていて(たぶん)、でも肉体で言えば本当に大きくなることが成長することなのかなぁなんて思うわけです。小さくなっていくほうが良いかもしれない…

一泊二日、花火と水族館

日曜日、別府の花火大会に行く。うちのルーキー(2歳半)は空高く舞い上がる花火を「怖い」と恐れ腕にしがみついたまま一向に観ない。前世のトラウマがあるんじゃないかと勝手に心配する。 遠目から見る夏祭りの雰囲気は好きだけど、出店の‘まがまがしさ’は…

雨続き、夏の気配

どうにも法事続きで夜中に実家を行ったり来たり。「今年は何だか多いよなぁ」なんて嫁さんと言いながら高速道路をぶっ飛ばす。雨がよく降る。 息子が後部座席で写真をパシャリ、それを見てびっくり。気が付けばiPhoneの写真を容易に撮る。その観察眼が恐ろし…

いまさらポニョ

今日は仕事を終えて帰省している家族を迎えに行ってきます。3日ぶりに息子に会えるのが何より楽しみです。今は猫も実家にあずけているのでまったくの一人、久しぶりに羽を伸ばして夜の蝶に変身してき・・・いやいや、一人ぽつんと家で呑んだくれていました。昨…

もろもろ、細分化された後の関わり方

今日から近隣の小学校は夏休みに突入したらしく、開店準備を始める大人を尻目に暇も宿題も持て余した悪童さんたちがワラワラ、ワラワラと無軌道に飛び跳ねています。ただただ、その光景が眩しいです。夏ですね。 虫かごと網を持って山に行きたいです。 さて…

もろもろ、記憶を反芻して

一昨日からぼちぼちと走り始めました。周辺の住宅街がしんと静寂を増す23時前後にこっそりと走りだす真夜中のおっさんランナーです。はてなグラフをみたら今年の1月27日を最後に走っていませんでした。走ること以外に優先順位が高いことが多くなった、という…

喘息、クワガタ、枝豆

7月に入って体調を崩したまま騙し騙し数日間をやり過ごしていました。日中はそれほど問題なかったのですが夜中になると軽い喘息のような咳が止まらなくなるという状態で寝不足続きの毎日。 10歳位までは季節の変わり目ごとに喘息を患って往生していたのです…

生きるというベクトル

吉本隆明の本を2・3冊平行読書していて、よく同じようなフレーズが出てくることがある。それはきっと、本人が何遍も繰り返して伝えたいことなんだろうなぁと解釈している。巡り巡ってもそこに行き着くという言葉があるんだろう、きっと。だから余計に気になる…

6月の出来事

今日で6月も終わりです。今月ほど地に足の着いてなかった月は無かったかもしれないなぁと思います。 それでも仕事のほうは最小限の休みとスタッフのサトウさんの頑張りで上手く乗り越えました。この生保不況の中でも数字をほとんど落とさずやれています。「…

鹿児島のばあちゃんのこと

6月25日の夕方、亡くなりました。 名前:久富木 テル (くぶきてる) 生年月日:大正12年8月10日(享年85歳) 住所:鹿児島県姶良郡蒲生町(あいらぐんかもうちょう) 最近の趣味:友人や家族との旅行、グランドゴルフ、野菜作り じいちゃんに15年ほど前に先…

比嘉ちゃんへの返信

もったいないほどの言葉を(トラックバックで)貰ってびっくりしたんで、とにかく早くその返信をここに書きます。手紙をしたためる様にじっくり書きたいけれどもここでの信頼ルールの一つにある程度の返信速度があるので。(*これは僕のブログに対する勝手…

鹿児島へ

事態が急変してきたので、ばあちゃんのお見舞いに鹿児島へ行ってきました。 6月4日に検査入院し、最初は余命2・3ヶ月だったのに、それが1ヶ月になり、とうとうあと一週間程度かもしれません、というあまりにも残酷な血液検査の結果で、親族は言葉も無くただ愕…

目的が無いので続く

書きたいことがこれといって無いのが実はブログを続ける秘訣の一つかもしれないなぁと個人的に思います。 何で書いているんだろう、と自問しながら書くなんてあまりに馬鹿げているようで。でもそれがブログを書くことの意義の一つでもあるような・・・「何で書…

鹿児島のばあちゃん

気持ちもなんとか一段落し、これを今読んでくれている仲間のブログも拝見できるようになりましたのでちょっと書きます。いい話ではありません。 今年86歳、僕の母の母、つまりばあちゃんですが、十数年前にじいちゃんに先立たれた後も、これといった大きな病…

本当に必要なものに寄り添う「買い手」と「売り手」に

昨年から継続中の経済不況の連鎖ですが(←何て言えばいいんでしょ)、日本で営業する国内/外資系の生損保ほぼ全ての2008決算が出揃ってました。で、それを見ていたのですが、その状況はもやは言わずもがなです。もごもご。 2008年はそれで済んでいますが今…

おいらニッポン猫なの?

はろー、黒猫サプだよ。 最近、日が長くなったよな。おかげでオイラも同居人の帰りが早い時はさ、こうやって散歩に行けるのさ。 こっちもそれが分かってるから連れてくまで玄関先でニャーニャー鳴いてやるわけさ。へへん。 しかしさ、この時期の夕暮れ時の外…

託された笑顔

今朝、不機嫌なまま家を出た。 楽しく人生を過ごしたいはずなのに、それがなかなか上手くは行かないものなのだ。 土日の仕事は基本的に一人なので予定のないときはヨメさんに弁当を作ってもらう。今日も作ってくれていた。「不機嫌だったら作んなくてもいい…

経済活動(貨幣価値)の外で

稼ぐこと(その多い少ないは別として)が当然の至上命題としていつの間にか僕の中にあって、きっと向こう20年ぐらいは面倒だけれど人生の軸足はまだそこに置いてるんじゃないかと思う。うーん、どうだろう。食える状況で若干の余裕のある生活をすることイコ…

5月の阿蘇へ

仕事の調子も程よく悪く「よしよしこのまま現実逃避だ」、ということで行ってきました麗しの阿蘇へ。困った時の阿蘇頼み。 まずは行く途中での久住高原。カモに餌を与えたり濃厚な牛乳アイスを食べたり、そこに近づくアリさんたちを殺したり(いつもごめんな…

Ryu-Higaの場合

昨日のこと。つい最近転職を決めた比嘉ちゃん(id:Ryu-Higa)と飲んだ。 お店に向かう道すがら車内で転職先を初めて聞いてのけぞりながら(有名な某企業だったので)いつもの「赤坂」で腰を据え、地鶏とビールで乾杯。ささやかで心からの転職祝いである。飲…

男二人旅

いつもの不定期な平日休み。よめさんは歯医者へ。男二人は9時過ぎに近所の山奥を目指す。 アンパンマン号に意気揚々と乗り込み出発。 途中で「歩く」と言い放ち愛車を乗り捨てて、川(溝)沿いギリギリを歩く。 石を落としてきゃっきゃ喜び、アリさんを石で…

俺もないけど心配すんな

植木等が「だまって俺について来い」(作は天才青島幸男ですね)と歌うんですが、 <ぜに>のないやつぁ 俺んとこへ来い 俺もないけど 心配すんな みろよ 青い空 白い雲 そのうちなんとかなるだろう わかっとるね わかっとる わかっとる わかったら だまって…

ワーカホリック

休まない自慢をする大人よりは休み自慢をする‘まとも’な大人になりたいのだが、どうやら最近ワーカホリックの域に達しているのやもしれぬと思い始めた。最後の休みを思い出せない。悪い大人に片足を突っ込んでいる。 仕事ばかりしているイコール何もしていな…

人の存在感

急遽78歳で天寿を全うした親戚のおば(あ)さんのお通夜とお葬式で2日ほど実家に滞在。 僕の中ではそのおばさん、昔から、悪気は無いんだろうけれどちょっと意地も口も悪く子供ながらに「憎たらしいなぁ」と感じていた人(きっと僕が生意気なガキだったから…

南直哉(みなみじきさい)という禅僧

最近は何故か読んだ本に関して色々と読後感を書くことをためらっていたのですが(なんでだろう)、この本ばかりはどうしても書きとめておきたいと思ったので。なかなか「いい本にめぐり会えたなぁ」と思えることが少なくなってきている中で嬉しい出会いだっ…

吉本隆明「ほんとうの考え」

GW中は読みたかった本を色々読み、仕事をゆっくりこなし(←もうすぐ明けちゃうぞ!)、夜は子供と寝るまで遊び、ぼんやりのんびり過ごしています。こう書くとあんまりいつもと変わりませんが。ところで、糸井さんが「ほぼ日」で吉本隆明をずいぶん前から猛追…