勇気と想像力、そして少々のお金

きれいごとを言わない、をモットーにしてますが、時折言ってます。

経済活動(貨幣価値)の外で

稼ぐこと(その多い少ないは別として)が当然の至上命題としていつの間にか僕の中にあって、きっと向こう20年ぐらいは面倒だけれど人生の軸足はまだそこに置いてるんじゃないかと思う。うーん、どうだろう。

食える状況で若干の余裕のある生活をすることイコールお金、と安易に結びつく中で「本当にそうなのかな」?と思うこともある。きっとそうじゃないんだと思う。ただお金をメインに持ってきた方が楽なのだ。生き方として、単純に。何よりお金に困る状況では生活がままならない。こればかりはしょうがない。でも本当にそうか?
ただ、稼ぐこととは家族を養い自分を養う上では今のところそういう仕方のないもんだと勝手に思っている。もちろん仕事での楽しさや貴重な人生経験はここでは置いといて。
その稼ぐことから逃げずに向こう数十年も戦っていけるのやらと心配しつつ、同時に稼ぐこと以外に気持ち/関心がぐっと向いてしまう最近の日常が自分で腹立たしくもあり。まぁ面倒くさい貨幣価値のくくりの中で息苦しくもがいているからこその「それ以外」が輝いて見えるわけで。何より稼ぐことを通しての喜びは計り知れないし。この辺はお金に潜む厄介な神話を案外信じている自分がいるのかもしれない。
ふーむ、しばらくはこの稼ぐことと格闘しつつも、それ以外の人生比率をもっと上げられないものかと思案する。「青二才め、つべこべ言わずにもっと働け」というまっとうな声が聞こえる。自分で物事(稼ぐということ)との距離を伸び縮みさせているうちはその物事の本質なんてなんら分かってないんだろう。
たまに身体が舵のきかない船のようになる。うーん、大袈裟だなぁ(笑