勇気と想像力、そして少々のお金

きれいごとを言わない、をモットーにしてますが、時折言ってます。

2008-03-01から1ヶ月間の記事一覧

「爆笑問題×京大 独創力!」〜その2〜

番組も面白かったんだけれど、ディレクターとプロデューサーの放送後の編集後記があまりにもすばらしいのでまとめたい。 これを読むと、創り手の強い意思がはっきりとわかる。きっと志の高い人なんだろう。ディレクター観戦後記ディレクターは、京大界隈には…

「爆笑問題×京大 独創力!」〜その1〜

先日の「爆笑問題のニッポンの教養」(NHK)の京大スペシャルがすこぶる面白かった。 東大、慶応に続き、3校目。哲学者の西田幾多郎に代表される京都学派、湯川秀樹をはじめとする5人のノーベル賞受賞者を輩出し続ける京大。最近話題の万能細胞の研究で今…

「ノルウェイの森」の春という季節

『春という季節は、何かを始めるには都合のいい季節だし・・・』 ワタナベ君が直子に宛てた手紙のこの節を、今年もまた思い出した。そして思い出すたびに春という季節を実感する。 僕にとって、もう10年以上も前にかぶりついて?読んだ村上春樹の「ノルウェイの…

突き抜けることの難しさ

ここ数日の間、仕事上の付き合いのある方や、遠い親族などと、いろいろ転職について話していた。 といっても僕が転職をするわけではないのだが。なにせまだ、具体的な志向性が見えてもいないのだから。 で、話したみんなが(きっと僕を含めて)現職と畑違い…

糸井重里はおもしろい経営者

今日、職場でお昼ごろに日経新聞をパラパラ読んでいて、糸井重里の寄稿文を読んだ。実に興味深く読んだ。 4年に1回のうるう年 今年の2月は4年に1回のうるう年で、29日が発生した。で、糸井さんは社員に、「今日はおまけの一日だから、普段出来ないことをなん…

パラダイス鎖国<small>(読書中)</small>

思いのほか(と言っては失礼だけれど)面白いです。 僕は基本的に歴史認識が浅いほうなので、この本のような形で、様々なデータ(うるさ過ぎずにちょうど良い量)と歴史背景(業界と各国事情)を紐解きながら話を展開してもらえると、とてもわかりやすく頭に…

NHKアーカイブスは日本史の宝(立川談志編)

ここ最近、よくテレビ(NHK)を見る。見るといってもタイムリーにではなくHDDに録画しておいて、好きな時間に見るというスタイルで。 で、そのなかでもとびきり面白かったのが、立川談志スペシャル。 「立川談志 10時間スペシャル」(BS-hi) 前半、後半合わ…

自分がダウンしたほうが楽

昨日は、週一回の休みだったので(なんと少ない・・・)、弁当持参で公園に行ったり、買い物したりと有意義な一日を過ごした。 でも、帰り際の車中で、「なんか寒い・・・」と、妻の元気のない声が。 嫌な予感・・・。 帰って、熱を測ると39度の高熱。 傍ではしゃぐ1…

「ウェブ時代5つの定理」<small>(読了)</small>

読み終えた今、見晴らしが良くなった。 僕にとって、本を読む行為が、まだまだネット閲覧では代替できない所以がこの本にはあった。 ウェブ時代 5つの定理―この言葉が未来を切り開く!作者: 梅田望夫出版社/メーカー: 文藝春秋発売日: 2008/03/01メディア: 単…

「おもてなしの経営学」<small>(読了)</small>

面白くて一気に読んでしまった。‘おもてなし’についての考察以上に、その他がおもしろかった。 この本の構成の、約半分が対談。(対談:西村博之・古川亨・梅田望夫) おもてなしの経営学 アップルがソニーを超えた理由 (アスキー新書)作者: 中島聡出版社/メ…

ブログを書いて欲しい人

ブログを書くこと、そしてそれを続けていくことはけっこう大変な作業で、それでも何とか続いているのは、きっと自分のブログを書くという状況が‘居心地のいいもの’だからだと思う。 こればっかりは書かなきゃ(書き続けなきゃ)わからない感覚だし、人それぞ…

「カウンターカルチャー」<small>(ウェブ時代5つの定理)</small>

時代が動くための起爆剤は、カウンターカルチャーなんだと、ずーんと腑に落ちた。 そのことで、‘時代’と‘場所’(シリコンバレー)と‘ヒト・モノ’(テクノロジー)の関係が繋がった。(*本書の「第3定理 技術者の眼」にすべてがあった、まいった) 歴史を知…

「国語 算数 理科 しごと」(読了)

弾さんの書評に惹かれて購入。 子供のためにも、何より‘仕事’というものを見つめなおすためにも非常に参考になった。 国語 算数 理科 しごと―子どもと話そう「働くことの意味と価値」作者: 岩谷誠治出版社/メーカー: 日本経済新聞出版社発売日: 2007/11メデ…

想 -IMAGINE Book Serch

先日の「爆笑問題のニッポンの教養」(NHK)で見て、これはすごいと太田(爆笑問題)と一緒に唸ってしまった。 「連想検索」という新しい情報技術を提唱しているのが高野だ。 2002年に高野が開発した『連想検索エンジン』は、ユーザーの関心を類推し、人間の…

「ウェブ時代 5つの定理」を読み始める、が・・・

今、本を数冊同時進行で読みつつ(読むのが遅いのだ)、やっと梅田さんの「ウェブ時代 5つの定理」にたどり着いている。 ただ、今自分の(仕事などへの)モチベーションと、他の事への好奇心とが、この本の‘匂い’とそぐわない感じがしていて、読み進めている…

「ベネディクト・アンダーソン グローバリゼーションを語る」

実に良書。 梅田さんのエントリ(2007-12-22)がずっと気になっていて、先日いろんな本と一緒にネットで購入。 ベネディクト・アンダーソン グローバリゼーションを語る (光文社新書)作者: 梅森直之出版社/メーカー: 光文社発売日: 2007/05/17メディア: 新書…

ひろゆきのインタビューに学ぶ

ひろゆきのこのインタビューは最近読んだ記事の中では群を抜いて面白い。 2ちゃんねる、ニコ動(*両方個人的にはほとんど使わないが)の在りよう、そしてニワンゴ取締役としての考え方、ひろゆきの一貫した思考に唸ってしまった。 その中でも、モノを作り…