勇気と想像力、そして少々のお金

きれいごとを言わない、をモットーにしてますが、時折言ってます。

2006-05-01から1ヶ月間の記事一覧

村上春樹〜その2〜

このひとのすごい所は、実名で勝負しているところだ。本人曰く「ペンネームにしておくべきだった」と後日語られていたが、しようと思えばいつでも出来たと思う。 作家にとって、著書名をペンネームとすることで、一枚仮面を被り、役者のように秘匿性を武器と…

村上春樹

僕にとっての大学生活(10年以上も前だが)は村上春樹を抜きにしては語れない。それほどどっぷりとつかり、周りの友達までをも巻き込む‘アク’の強さがその作品の中にはあった。 ↓↓↓ 期間限定で村上朝日堂が3ヶ月の限定復活 朝日新聞出版 最新刊行物:アク…

社会保険庁の偽装

民間の会社であれば、顧客から当然信頼をなくし、経営破綻してもおかしくない出来事である。しかし、顧客は強制加入であるから体制はビクともしない。 「企業の‘組織’は変革可能であるが、‘体質’は変革不可能である」 よく言われる言葉である。結局、今回も…

表と裏

ネット上でブログが林立するようになり、僕自身もそのネット上で情報収集する一人なのだが、報道される事件や事実には、必ず表と裏があるんだと実感してしまう。 テレビや新聞で日々流されるニュースの中で、「この報道は、この角度からの捕らえ方で間違いな…

保険金殺人

仕事柄、こういった類の事件はとても気になるのだが、いつも犯罪内容は幼稚で、陳腐極まりない。 まあ、殺人事件そのものに内容を求めること自体が間違っているのかもしれないが。 用意周到に計画して、人を殺し、お金を奪おうとするひとは、人をいかしてお…

小泉内閣

もうすぐ終わりをつげようとしている小泉内閣。約5年間日本を引っ張って来た内閣。劇場型選挙方法で、ある意味国民にわかり易く、結果として何がわかり易かったのか、はたして今、国民は理解できたのだろうか。 「痛みに耐えて、よくがんばった。 感動した…

はっぴいえんど

日本のミュージシャンで最も好きなのは、はっぴいえんど。その中でも、大瀧詠一さんはより好きだ。若干、ついていけない所はあるにせよ。 このグループの音楽ほど、僕に影響を与えたものはないんじゃないかと思う。 一生付き合っていける音楽に出会えること…

広島原爆ドームに思う。

先日、広島へ行ってきた。 宮島へ行き、カキを食べ、原爆ドームを見に行き、合掌してくるために。 現在の原爆ドームは、旧内務省の建物であったらしい。イメージよりも小さくはあったが、その迫力は凄まじいものがあった。核を持つことの意味と、武力行使の…

チャールズ・チャップリン

独裁者 コレクターズ・エディション [DVD]出版社/メーカー: ジェネオン エンタテインメント発売日: 2004/03/21メディア: DVD クリック: 18回この商品を含むブログ (72件) を見る チャップリンの映像世界にはすべてがあると思う。 現実世界のほとんどの事象が…

スローライフ〜緩急自在のすすめ〜

スローライフ―緩急自在のすすめ (岩波新書)作者: 筑紫哲也出版社/メーカー: 岩波書店発売日: 2006/04/20メディア: 新書購入: 4人 クリック: 81回この商品を含むブログ (25件) を見る 筑紫哲也氏の著書である。 読み進めていくうちに、この国の未来が怖くなっ…

筑紫哲也さん

僕は個人的に筑紫哲也がすごく好きである。 ジャーナリストの中で、このひとほど相手の話を‘聴く’人はいないんじゃないかと思う。 そして、テレビというものを非常によく理解されている。 相手に突っ込んだ質問をせずとも、その‘ひととなり’は空気としてこち…