勇気と想像力、そして少々のお金

きれいごとを言わない、をモットーにしてますが、時折言ってます。

2009-01-01から1年間の記事一覧

今年もお世話になりました

今日が仕事納めです。毎年のことですが一年間に一回しか来ないこの日は感慨深いものがあります。夕方には店仕舞いを始めて誰もいない店内に向かって「今年も世話になったね、来年も頼むよ」とつぶやいていると思います。 ブログでは見栄や虚勢を張ったりせず…

嫁さんの実家にまつわるエトセトラ

先日嫁さんの実家に行ったときに「契約していたアレを解約したよ」とお父さんから言われて、へぇそうなんですねと相槌を打ってから、色々と思うことがあった。解約したよと指差した先にはパソコンがあって要はプロバイダ契約を解約したわけなんです。つまり…

ヒーロー

来週に入るともう2010年のようですが、一年という区切りに対して皆で1月1日にヨーイドン!というのは面白いですよね。何かをやるから楽しいというよりは、この年末年始の雰囲気が好きな人は多いですよね。僕も例外ではありません。 さっき手帳の中身を2010年…

ダイシ

年末らしく飲み会が増えてきました。というか自発的に増やしているのですが。 そんな中、先日は高校時代の旧友ダイシと飲んできました。市内の進学校で国語教師として奮闘していることを先日会ったK君経由で知り、勤務先の高校に数日に渡り連絡して(なんと…

矛盾に苦悩する人、オバマ

「戦争を正当化した」というメディアお得意のワンフレーズが随分とオバマのイメージをまたマイナスへと変えていっているようですが、そう簡単に「戦争」を正当化するような人じゃないだろけどな、なんて思っていた。ま、いつもの人への勝手な思い込みです J…

「生命保険のカラクリ」

そうとう周回遅れながら岩瀬さんの本。業界の風雲児です。 この本は、業界の人間であればもう目次だけで内容が分かる、それほど分かりやすい。だからこそ、業界外にも読んで欲しい。 生命保険のカラクリ (文春新書)作者: 岩瀬大輔出版社/メーカー: 文藝春秋…

スイミング、母と子、赤坂デビュー

月々数千円でスイミングスクールという水遊びに通いだしてもう一年以上がたつ。これは2歳11ヶ月の息子の話です。 先月からひとつ上のクラスになり母親達はガラスこっちで見るだけ、子供達だけがガラス向こうのプールで遊ぶ、いやいや泳ぐ練習ということらし…

終着駅

良いことがあったかと思えばすぐに嫌なこともある、そんな出入りの激しい日常を過ごした仕舞いの一人酒。こいつが結局日常のどうでもいい(本当にどうでもいい)細かいモヤモヤを、まさにどうでもいいこととしてくれる。 妻子が寝ている寝室横の小さなリビン…

不景気、入口と出口、5年目を迎えての感謝

「祇園精舎の・・・」と始まる平家物語がありますが(もちろん読んだことも無ければ内容も知らない)、今までに栄えていた何かが衰えて行く景色、そういったシーンが最近嫌でも目に付くようになっているのは、きっと僕だけじゃないと思います。 現実の商業施設…

別府、Kくん、ビールサーバー

ワーカホリックで空回りの11月。さすがに嫌気がさして「うおー、温泉行きたい、脱出したい、よし、もう明日いこ」というわたくし小黒柱の夜中の断末魔で、昨日は急遽、近場別府の温泉宿へ(ネットで色々調べたら行きたい宿が直前割引というステキな割引制度…

ぜんそく

思い出すだけで嫌になる幼少の頃のぜんそく。あのノドがヒューヒューの苦しさ。横になると咳が出て眠れない。アレルギー性のぜんそく。季節の変わり目にはよく学校も休んだ。ずっと恐れていた、それと近い症状が子供に出てしまった。 子供にだけは、と願って…

鹿児島、蒲生町

桜島を眺めながら蒲生町へ。蒲生の大楠からパワーをもらって来た。ずっと昔は周囲に柵なんて無くて、空洞になった幹の中にするりと潜り込み、暗がりの中で上を見上げては不気味で得体の知れない気分を味わってたのに。有名になること、朽ちていくことに対す…

最近のあれこれ

週末はイトコの結婚式で心の故郷、鹿児島へ。車での長旅、ぐずる子供対策としてiPhoneに戦隊シリーズの動画を取り込んでます。自分の子供時代を考えつつ、その落差が子供に何をもたらし何を失わせるのか、なんやかんやと考えながらも恐る恐る新しいことに取…

括られたイメージをほぐす言葉を

最近ますます強く感じる勝手な印象ですが、何ていうか、色んなメディアを通じて物事を一括りに簡素化して、それを平易なイメージとして流していく、というような手法が流行っているように見えて腑に落ちないことが多いんです。 どういうことかといえば、つま…

ふたたび

筑紫哲也にどっぷりである。 筑紫哲也 (週刊朝日MOOK)出版社/メーカー: 朝日新聞出版発売日: 2009/10/27メディア: ムック購入: 2人 クリック: 64回この商品を含むブログ (9件) を見る この人は、テレビというものが及ぼす効能を誰よりも知ってたから、無骨に…

危うい言葉を言い切る強さ

「ほぼ日」の対談企画でテレビプロデューサーの加地さん(アメトーーク!の)と先週までやってたようです。で、読み進めてたら4回目の対談で糸井さんの言葉に「おぉぉ」と唸ったので抜粋。 http://www.1101.com/ametalk/2009-10-23.html <糸井>昔は、チー…

文字を綴る

久しぶりの更新。わずらわしい日常業務に追われて「腰を据えて文字を書く」ということから逃げていただけなんですが、気軽なtwitterには咳をするようにぼそぼそと呟いておりました。 このブログをはじめてから数名の友人にお誘いいただいた好意に甘え、世間…

生キャベツ

嫁さんがテーブルに出してくれた茹でたての枝豆と生キャベツに奇声を上げながら群がる二人。お皿を矢継ぎ早に床におろしていつものセッティングを始める。なかなか器用にもろみをつけて文字通りバリバリと音を立てながら食べる息子と向かい合い、息子は水を…

吉本隆明の宮沢賢治評

宮沢賢治賞を受賞した時の講演内容を「ほぼ日」でまとめてくれていました。読み応えバツグンでした。感謝。そして‘ほぼ’抜粋、ということで。 http://www.1101.com/news/2009-10-05.html 「みなさんもご存知のように、我々は日常、人間と人間との関係あるい…

稲刈りの報告

今年も仕事という都合のいい言い訳を武器に手伝うことはなく、これは嫁さんからのデジカメにての報告である。嫁さんの実家は米を作っている、まぁいわゆる兼業農家だ。 とにかくお父さん(義父)がカッコいい。そして子供が楽しそうで本当にありがたい。うん…

困った時の犬と猫

何て言うか、自分を取り巻く様々な環境の変化が何てこと無い日常の体感速度を上げている、と、そんなわけの分からない感じです。言葉がするりと逃げてくようになんだか上手く出てきません。毎日さんざん喋ってるくせに何言ってんだって思うんですが。 よし、…

大人になってやることやって

秋の運動会シーズン。毎朝通る道すがら近所の小学校の校庭で大人たちの猛練習が繰り広げられている。色つき帽を被ってズラリと並んだ子供たちは明らかに躍動感を失った体躯でじりじりと動く。「あぁ、嫌だったよなぁ、あの練習」と、体育すわりでグラウンド…

つらつら

いつもどおりの、銀色週間とは関係のない日常である。仕事をしたり親父とケンカ(まだ頭にきている、笑)したり帰省中の友人と飲んだり(夜はフリーなのだ)と「ばばば」と過ぎている。ヨメさんといえば子供を連れては実家を往復したり海辺で携帯を落として…

元気です。

黒猫サプです。 元気で暮らしております。アパートで飼えなくなったという飼い主の至極勝手な事情で、はるか田舎にある一軒家に追いやられました、が、ええ、数え切れないほどの脱走を繰り返しながら、障子をバリバリ破りながら、外で繋がれた老犬マリ(15歳…

阿蘇の旅の報告

行ってきました、走ってきました、浸かってきました、呑んできました、の、ご報告。 長閑な阿蘇駅にて二人が降り立つのを散歩しながら待ってました。 やって来ました変な2人(吉岡さん・木下さん)。 何だかスザンヌの話でニヤニヤしている二人を車に乗せて…

明日は九州横断

青は豊肥線(ほうひせん)で二人がやってくる線。赤は阿蘇駅で朝9時半過ぎに落ち合って3人で連山をぬきぬき大分を目指す線である。 これは変な男たちが、ただ勢いで描いた九州大陸の間違った横断の仕方である。 より大きな地図で 阿蘇−大分 を表示 阿蘇では…

2009年9月の旅

来週の9日(水)10日(木)で、吉岡さんと木下さんがやってきます。 観光スポット盛り沢山の熊本から、わざわざ大分まで来てくれるという心意気に動かされ、変な友人との男旅が今年もまた始まりそうです。 8日に熊本観光を終えた2人と翌日から阿蘇で落ち合い…

最近のもろもろ

残暑お見舞いもスルーするような8月末。書くことが億劫になりがちな気分を廃してちょっと書きます。 選挙 衆議院議員選挙、明日ですね。周囲のみんなも意識が高くていいですね。 僕は選挙にちゃんと行きだしたのは25歳前後じゃなかったかな、と思います。そ…

やさしくできない

心に余裕がないとやさしくできない。 先日の夜、高校からの付き合いである友人Iと久しぶりに飲む。 友人:「お前ってそーゆーとこあるよな、時々冷たいんだよ」 自分:「うん、よくわかってんじゃん。あるある」 友人:「それを肯定すんなって」 自分:「(…

繰り返しの毎日で

仕事と家を繰り返し、たまの休みは子供とべったり。そんな日常のさなかにも、可笑し味を探しては断片的に楽しく生きている。 家に帰り嫁さんを見てもそう思う。毎日を家事と育児に追われながら、出来なかったことが出来ていく子供の成長を喜びながらも半ば寂…