喘息、クワガタ、枝豆
7月に入って体調を崩したまま騙し騙し数日間をやり過ごしていました。日中はそれほど問題なかったのですが夜中になると軽い喘息のような咳が止まらなくなるという状態で寝不足続きの毎日。
10歳位までは季節の変わり目ごとに喘息を患って往生していたのですが、(たぶん)少年野球で鍛えらたせいでしょう体力もついてきた頃にはいつの間にやら治っていた喘息。それが30を過ぎて再び出てくるとは思いもよりませんでした。体重も落ちていたし、それだけ体力が落ちきっていたようです。毎日家によぼよぼになって帰っておりました、まったく情けない。
そんなよぼよぼ親父の状態を知る由もなく、暴れ盛りの息子は寝付くまで遊べと迫ってきます。帰って息子の顔を見るとホッと一息ついて心が安らぐんですが、30分後にはげっそりしておりました。たまに帰ったときに息子が寝ているとむしろホッとしたもので・・・まったく。
とにかく毎日のように、夜中に2人で玩具の刀を振り回しながら狭いアパートを走り回っております。
最近は日が長いので週末早めに帰れるときに家族で散歩をします。先日、いつものように散歩に出ようとアパートの階段を下りていたら壁の高いところにノコギリクワガタがくっついていました。なんだかウソみたいな光景で、まぁとりあえず捕獲せねばとホウキを持ってきてコチョコチョとくすぐりながら落としてゲットしました。
捕まえて、早速近所のホームセンターで虫かご・土・ゼリーやらを揃え、今では息子と「ノコちゃん」と呼び合って楽しんでおります。ただ、息子は今、良い意味で全てにおいての事柄が等しく優先順位が高い、という生き方をしてますので日中はノコちゃんのノの字も出てこないようです。
なので、僕が仕事から帰って一息ついて「ノコちゃん見る?」と聞くとはっと思い出したように喜んで見に来る姿が面白いです。息子はアホなんでしょうか。
昨日は枝豆を食しながら一緒にノコちゃんを鑑賞しました。
・・・これの繰り返しでノコちゃんを見てもいやしません。枝豆が大好きなのです。
2歳6ヶ月、全力でアホな振る舞いを見せてくれる息子が一番面白い生き物なのかもしれません。体調も戻ったし気力も快復してきたので7月も変わらずぼちぼち頑張っていこうと思います。ビールが美味しい季節ですもんね。