勇気と想像力、そして少々のお金

きれいごとを言わない、をモットーにしてますが、時折言ってます。

距離の問題

過ごしやすい気候が数日続き、今回の引越し先(部屋・場所)が思っていた以上に過ごしやすく、家族それぞれが毎日を慌しく、これまでと同じように過ごしています。
最近思う仕事のことを。
例えの話になるのですが、これまでは、ある程度「仕組み化」したものを用意しておき、その仕組み化されたモノ自体が気に入ってもらえれば、結果それに準じて売れる、ということがそこそこ通用していたのですが、徐々に難しくなってきてるな、というのが現場での実感です。必要とされているものは、タイムラグのないライブ感というか、人としての生モノ感というか、魅力みたいなものにぐぐっと向かっている/比重が傾いてきている気がします。つまり、人任せの他力本願では、将来的に食っていくことが難しくなりそうだな、と。*1その、また例えて言うならば、生産と消費に横たわる距離について(物理的・時間的、両面を)、もっと考えないとな、と。
これ、商売としては基本的なことなんでしょうが、やはりちょっとした環境の変化によって気づかされることが多いです。得意になって仕組み化することが、ただ楽をすることになってしまう前に、もう一度足元を見つめなおす時期だと思います。自分の中にある小さな矛盾や嘘を、出来る限り洗い出しながら。まだまだ、商売によって人と繋がっていたいですから。

*1:僕みたいなスモールビジネスでは、ということです。また、地域性も考慮されるべきですね。