勇気と想像力、そして少々のお金

きれいごとを言わない、をモットーにしてますが、時折言ってます。

はてなワールドの仮装大賞

昨日の8時ごろは、1歳になる息子と遊んでいたので覗くことも出来なかったけど、なんとも面白い企画だと感心する。今日は参加できるかな。
はてな社長の言うように、

相手とタイミングを合わせることができてしまえば、体験のリアルさという点で他の追随を許さないようにも思う。
はてなワールド、リアルタイムサービス

このリアルの凄さを、今まではテレビがすべて担ってきたわけで、ネットでは越えられない凄さを僕が今でも実感するのはこの‘リアルさ’にある。
オリンピックやワールドカップなどのスポーツはもちろん、お笑いで言えばM-1グランプリなど、そして最近は見ないがドラマなど、その決まった時間に不特定多数の人たちと、場所は違えど同じ時間を共有する。録画じゃ満足できないワクワク感、空気がそこにはある。

テレビは最強のインフラであり続けるのか?

テレビとはまさにリアルタイムを実現させる「最強のインフラ」なのだ。きっと今でもまだ。
このリアルタイムのインフラに一番近いのが携帯電話になるのだろうが、正式には限りなく同期に近い非同期インフラである。
テレビの衰退論はよく言われるが、未だに確固とした地位を確保できているのは、お茶の間の一等地を与えられた液晶テレビ(ブラウン管)の地理的優位性と、出演者や企画等のソフトがまだ充実しているから。そして、そこでの経済圏が強すぎるから。
ネットサービスは(ニコニコ動画からmixiまでのすべて)テレビの素材があってこそ盛り上がることの出来るインフラで(独自での盛り上がりはあるにせよ)、まだまだテレビのリアルタイム性を補完していく為のインフラに過ぎない部分が大きい様に思う。
はてなのリアルタイムサービス

そういう意味では、今回の「はてなワールド第1回仮装大賞」は、

  1. ネットサービスを提供する企業が(=放送局)、
  2. 企画のコマーシャルを打ち(宣伝)、
  3. 時間と場所を指定し(時間を縛る)、
  4. 参加してもらう(視聴+参加)。

というこの一連の動きは、まさにテレビが担ってきた役割であって、はてながそれを‘小さいながら’実現した。
魅力的なインフラを提供する技術力と、参加したくなる企画力を併せ持った企業にしか実現は難しいし、そういう意味では「はてな」は凄い。
参加者の声などを、はてなワールド日記で見ていくと、一様にリアルタイムの面白さに興奮していてうらやましかった。
ただ、参加形態が若干解り辛かったり、3人編成が条件だったり(これはなかなか良い様に思うが)、サーバーが重すぎたりと、参加者がもう一歩伸びなかった理由はそのへんなんだろう。僕も参加するなら、ちょっとはてなワールドで遊びなれてなきゃ難しそうだ。迷惑かけちゃうしね。