勇気と想像力、そして少々のお金

きれいごとを言わない、をモットーにしてますが、時折言ってます。

2007-01-01から1年間の記事一覧

休みなし

ここ2ヶ月で休みは一日。家族に悪いなと思いながらももう少しは我慢してもらわねば。 ただ、自分が望んだ形での仕事だし、苦痛ではない。雇われでもないので精神的には楽だ(雇われならきっと破綻している)。自分の時間もうまく取りつつやっているので(こ…

いつか取り扱ってほしいと願っていた

「ニコニコ動画に対して、はてなという会社がどういった考えを持っているのだろうなぁ」と漠然と考えていたら、梅田さんのブログでニコ動の話題が出た。 それも‘僕はニコニコ動画で、NHKでの将棋を見ましたよ’という、極めてストレートな表現で。 このブログ…

医療法人の破綻

今年は、すでに30件強の医療法人が破綻(民事再生法の適用)しているらしい。なかなかのすごい数だ。 医療法人の破綻というのは、民間企業の破綻と違ってちょっと珍しく聞こえるが、ここに時代の大きな流れがあるんだなと実感してしまう。 少子高齢化で医療…

ニュー・シネマ・パラダイス

昨日の夜、ふとBSをつけたらやっていた。もっとも好きな映画の一つ。 ニュー・シネマ・パラダイス [DVD]出版社/メーカー: パイオニアLDC発売日: 2000/08/11メディア: DVD クリック: 27回この商品を含むブログ (66件) を見る 途中(しかも後半)からだったが…

「弱者は去る」ということです

西武ライオンズの伊藤監督の引退に際しての言葉。 成績に対しての不甲斐なさ、悔しさを、すべて「自分」に対して放った言葉だった。伊藤監督は、監督としては決して弱者ではなく、自分を卑下したあまりの言葉だったのだろう。 プロ野球という華やかな世界に…

「爆笑問題のニッポンの教養」

欠かさず見たい番組の一つで、とにかく昨日は面白かった。 爆笑問題が訪れたのは青山学院大学。(サザンのYaYaを歌いながら/太田) 相手はあの「生物と無生物のあいだ」の著者であり「分子生物学者」の福岡伸一さん。 福岡さんは本を読んでもわかるように、…

坂の上の雲/司馬遼太郎

坂の上の雲〈1〉 (文春文庫)作者: 司馬遼太郎出版社/メーカー: 文藝春秋発売日: 1999/01メディア: 文庫購入: 13人 クリック: 167回この商品を含むブログ (453件) を見る いつか読もうと思っていた本の中で、この「坂の上の雲」はいつも気になっていて、やっ…

ニコニコ動画を見ないのはなぜだろう?

登録してはいるが、ほとんど見ない。何度か見に行ったが、やっぱり見ない。 今、あれほど盛り上がっているのに、なんとも疎外感を味わっている感じである。 基本的に、自分の興味の無い分野に対しては、すっぱりと距離を置くようになった。その点、YouTubeに…

21世紀の国富論/原 丈人

21世紀の国富論作者: 原丈人出版社/メーカー: 平凡社発売日: 2007/06/21メディア: 単行本購入: 25人 クリック: 197回この商品を含むブログ (118件) を見る この著者のプロフィールもさることながら、これからの日本の進むべき道(ビジョン)を明確に持ち、提…

金融業界はニュースが目白押し

来月の10月には郵政の民営化がスタート。ゆうちょ銀行とかんぽ生命の誕生だ。 そして12月には保険の銀行窓販が全面解禁。これで、銀行ですべての金融商品の取り扱いが可能となる。 来年にはネット生保の2社がスタート予定。そして、来年開業予定のイオン銀行…

古田選手兼任監督、引退。

2007年9月19日、非常に悔しさがにじみ出る、引退会見だった。 普通の引退会見と違い、古田の場合は選手生命との決別、そして監督としての引責辞任という2つの引退だった。 これは、プロの野球人としては、あまりにもきつく辛い状況であることは、想像に難く…

2つの‘ネット生保’に期待大

ネットライフ企画株式会社と、SBI生保設立準備株式会社の2社に大いに期待している。 この2社は、インターネットだけを使って完結する生保会社を作ろうとしているのだ。つまり、加入から保全手続きから、給付の支払いまでを。 一番大きなメリットは、人件費の…

御手洗潔シリーズ

読んでいない御手洗潔シリーズの文庫本が出ていたので、早速読んだ。 上高地の切り裂きジャック (文春文庫)作者: 島田荘司出版社/メーカー: 文藝春秋発売日: 2006/11メディア: 文庫購入: 1人 クリック: 5回この商品を含むブログ (21件) を見る 「上高地の切…

本当に欲しいモノ。

自分が毎年歳をとるように、家族も歳をとる。 かたやグングン成長していく息子もいれば、老いていく自分と妻と親もいて、ふと、立ち止まって考えをめぐらしてみると、「時間は有限なんだ」、ということが、うっすらとわかったような気がしてくる。 そして、…

フラット革命 〜The Flat Revolution〜

ジャーナリスト、佐々木俊尚さんの著書。 実に良書。 フラット革命作者: 佐々木俊尚出版社/メーカー: 講談社発売日: 2007/08/07メディア: 単行本購入: 7人 クリック: 151回この商品を含むブログ (121件) を見る 2004年ごろに出版社より、「ネット世界のこれ…

「山下バッティングセンター」届く

昨日、amazonより届いていたので早速読了。 山下バッティングセンター (ダ・ヴィンチブックス)作者: 曽我部敦史出版社/メーカー: メディアファクトリー発売日: 2007/09/05メディア: 単行本(ソフトカバー) クリック: 21回この商品を含むブログ (10件) を見…

今年もあと4ヶ月

9,10,11,12と、今年も残すところ4ヶ月。 今、自分の出来うる仕事での数字を達成すべく、具体的につめていく必要がある。 メインの仕事では、対前年で103%、そして投資運用の方では、目標の150%。(こちらは8月の円高でちょっと雲行きが怪しくなってきた・・・…

超バカの壁

養老さんの「バカの壁」「死の壁」に次ぐ、最後の作品。 著者いわく 「わたしが今考えていることは、虫の話を除けば、これでほぼおしまいである。ここまで吐き出せば、残りわずかの人生、あとは虫だけで十分じゃないかと勝手に思っている」 超バカの壁 (新潮…

実用の学問としての文学

ほぼ日刊イトイ新聞のダーリンコラム(糸井さんのコラム)より。 始めて拝見したのだが、ただただ「その通り!」、と言いたくなるような、本気で素敵なコラムだった。 前文を書き写したいのだが、少々長いので勝手に抜粋。 (中略) 読み書きそろばん、とい…

ワーキングプア

最近の関心事。メディアで露出が多いせいもあるが、自分の中で答えが出ないから厄介だ。 大前研一さんコラムの「静岡茶を世界ブランドにする方法」も、非常に納得がいく戦略ではあるにせよ、選択肢の一つに‘外国人労働者の受け入れ’というのがある。 基本的…

「生物と無生物のあいだ」

やっと読み終えた。 生物と無生物のあいだ (講談社現代新書)作者: 福岡伸一出版社/メーカー: 講談社発売日: 2007/05/18メディア: 新書購入: 56人 クリック: 1,462回この商品を含むブログ (1107件) を見る 現在捉えられている2重螺旋構造の遺伝子が、どのよう…

携帯電話の「パケ放題」

先日、やっと調子の悪かった携帯電話を買い換えた。 仕事上、DoCoMoのFOMAが必要なため、機種変更という形なのだが、「パケ放題」というオプションつけた。 理由は、「若い世代が携帯をパソコンのように使っている」という変な危機感?に突き動かされての行…

仕事をすることと生きること

「なぜ仕事をするのか」と聞かれたらきっと困る。 思うのは、仕事をすることは、‘生きる’という事と捉え方が似ていて、‘生かされている’から生きているように、‘試されている’から仕事をする。 日々、試されているから毎日貴重な時間を‘仕事’という形で過ご…

サブプライム問題とABSと死亡債

アメリカのサブプライム問題と密接にかかわっているABS(アセットバックトセキュリティ:資産担保証券)が、どれほど怖い問題なのかをnikkeibpコラムで大前さんが書いている。 サブプライムローンを証券化したABSが、主にヨーロッパなどのファンドに多く組み込まれ…

「脳の中の人生」

2005年12月が初版みたいだから、もう2年も経つ。この2年間の茂木さんの活躍ぶりは凄まじいものがある。 脳の中の人生 (中公新書ラクレ)作者: 茂木健一郎出版社/メーカー: 中央公論新社発売日: 2005/12メディア: 新書購入: 1人 クリック: 19回この商品を含む…

熱闘甲子園

今年も甲子園が始まった。 日中ほとんどの試合を見れない僕の、唯一の楽しみがテレビ朝日の「熱闘甲子園」だ。 長嶋三奈をキャスターに(これがまたいいのだ)その日の試合のハイライトを舞台裏の出来事を交えて伝えていく。 僕自身、野球は中学校までで、高…

日本のお盆

年に2回(正月と盆)は先祖の墓参りをしなくてはと思っていて(結婚してからそんな意識が強くなった)、うまく休みが取れそうなので、今年も実家と妻側のお墓に行こうと思う。 自分の根っこというか、自身の存在を考える上で外せないのが先祖の存在。家柄と…

面接

今週2回面接をした。いずれもほぼ同年代の男性と女性。採用したいのは1名で、どちらも今のところ感じが良くて悩んでいる。 面接は(当然僕も経験があるのだが)相手に対してとにかく印象を良くしようと必死につくろうもの。 その中で、隠すことの出来ないそ…

社員と会社と社会のあり方

江島さんが、「上場に当たっての社内に向けてのメッセージ」として、現実にインフォテリア社内に向けたメッセージを公開していた。 それぞれの立場の人へ、グッと突っ込んだ表現をしている。 「会社を利用する、または会社から利用される」といった表層的な…

プロフェッショナル〜農家・古野隆雄〜

アイガモ農法による完全無農薬の米作り。お米以外でも、基本姿勢は無農薬。 アイガモ農法にたどり着くまでの10年間は収入もどん底で、無農薬農法をやり続けることの「孤独」を感じ続けていたことが、何よりも怖かったとのこと。 古野さんの凄いところは、…