東京出張。バッタ博士、simpleA、@MUSE SQUARE
先日の東京滞在中、金城さんの講演?を聴きに行ってきました。
僕がここで言えることはほとんど無いのですが、-MUSE SQUARE-という場所で、前回と同様に呼んで頂けたのでその場に行けたまでなのですが、非常に面白かったです。やはり、とんでもない人だなと、講演内容もそうですが、終わってからの実践も、やはり規格外でした。言えませんが。書き始めたのに公に言えることが少ないのも金城さんらしいなといつも思いますが。
また、是非、お願いします。
そして、「その前にバッタ博士がくるんでその講演?も聞いたらいいんじゃない」と金城さんから言って頂いてたので、バッタ博士???と訳分からないまま、ただ楽しそうなのでバッタ博士の話を聴きました。結論ですが、すごく面白かったです。
*バッタ博士の面白ブログ→http://d.hatena.ne.jp/otokomaeno/
*バッタ博士の実績→http://d.hatena.ne.jp/schistocerca/
孤独なバッタが群れるとき―サバクトビバッタの相変異と大発生 (フィールドの生物学)
- 作者: 前野ウルド浩太郎
- 出版社/メーカー: 東海大学出版会
- 発売日: 2012/11
- メディア: 単行本
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西アフリカはモーリタニア(モーリタニアって?)の研究所で、群れてしまうと食物に甚大な被害を与えるサバクトビバッタを研究している正真正銘の博士(30代前半)なのですが、簡単に言えば(端折りすぎて申し訳ないですが)「今年の4月から研究所への手当が無くなり無職です、でもバッタと共に今後もモーリタニアで研究を続けたいのです、僕は何でもしますので」という内容。
こういったことを公に伝えるということは、人としても凄く許容量のある人でなければできないと思います。
きっと、前野さんのキャラクターとその情熱が続く限り、あっという間にスポンサーなど(よくわかりませんが)でお金が上手く回っていくと思いました。今が一番大変な時なんだろうなと。
バッタ博士。
たぶん、目の離せない人ってこういう人なんですよね。時折、話す途中で咳き込みつつ、言葉が出にくそうになっていたので、砂漠で砂を吸い過ぎているんじゃないかと勝手に心配しました。
とにかく。
その「場」をプロデュースしている梅田望夫さんに心から感謝。敬いすぎて、接近することもままなりませんが。そして素晴らしいアテンドをしていただいたokadaicさんにも感謝を。ほとんど話しをしたことの無いこのお二方に、こちらから勝手に感謝を申し上げます。
そのおかげで、よく知る友人達と会えたり、何人かの方と名刺交換させてもらって、例のごとく立ち飲みスタイルの懇親会も楽しく過ごせました。
定期的に、完全なるアウェイに行くべきだとやはり思いました。
自分のやってきたことや積み上げてきたものなんて何一つ通用しない場所で、人と会って話しをするべきだなと。自分の決めた勝負の出来る狭い範囲の世界で偉そうにしないように。
はい。
では、場所を九州は大分に戻して。
最近、何より嬉しいこと。小学生になったばかりの息子が、近所の知らない友だちと積極的に輪に入っていって、遊んで(もらって)いること。
(*遠くから現場を撮った)
マンション内に同学年の友達が少なかったり、途中の引越しで幼稚園時代の友達と離れ離れになっていたこともあって一番心配していた子どもの友だち問題。
親が勝手に心配するまでも無かったです。今では夕方に一人で外へ飛んで行きます。
息子にどうやって輪に入っていったのかと聞けば、「おーーーい」って言いながら近づいていったんよ、とのこと。限りなくシンプル。
見習おう。
そこがアウェイと思った時点からアウェイなんだし、決めつけずに行動すればいいだけなのに、つい言い訳を探してしまう。
子育てをほとんどしてないくせに、心配だけするのも良くない。
そういえば一昨日、その東京出張の場で(尊敬してやまない)アテナ・ブレインズの福田さんにお会いした際、「休日当番医を知らないなんて、子育てに参加していない証拠ですねー(うふふ)」と爽やかな笑顔でグサッと痛いところを突かれたばかり。
色んなことを学んだ東京出張でした。
もちろん、ちょっと仕事もしましたので。