勇気と想像力、そして少々のお金

きれいごとを言わない、をモットーにしてますが、時折言ってます。

父と姪のコンサート

旅というほどでもないのだが、一泊二日で佐賀へ行ってきた。留守をありがとう>各位。
目的は、父と姪っ子の出場するファミリーコンサートを観覧するため。
事の発端は約一年前。佐賀で暮らす姪のMちゃん(中学生)が通うピアノ教室の発表会が毎年あって、「来年は家族の誰かと一緒に出演してはどうか」という依頼の矛先が、大分のおじいちゃんへ来たと言う訳だ。
聞きしに勝る「孫のお願い」の破壊力、それは凄まじい。早速フォークギターを買い、教室に通い、エレキギターを買い、アンプを買い、ヘッドフォンを買い、メトロノームを買い、大きいアンプを買い。。。たまに実家へ帰ってみると、部屋の一角はすっかりミュージシャンのそれになっている。もう誰にも止められない。母は夜な夜な、ガシャガシャいう音に耐えるのみ。
誰かと一緒に目指すゴールが具体的にあって、そこへ向けて練習を重ねて行く楽しさに魅了された父は、Mちゃんのおかげだとしきりに言っていた。まったくその通りだと思う。生かされているのだ。
そして、まだ仕事をしてはいるが公的年金をもらう年齢でもある父の、あの年甲斐もなくウキウキとした様を見つつ、なんて幸せそうなんだと、また羨ましいなとしばし思った。


直前まで行けるかわからなかった今回の観戦旅行だったけれど、本当に行けてよかった。ありがとう>嫁さん。


さて、出来はといえばですが。まぁ、なんと言いましょうか、約半年でよくやったなと思いました。不思議なもので、見てるこっちがサウナに入ったかのような汗をかかせてもらいました。Mちゃんはさすが、完璧でした。

また、挑戦してください>父。