勇気と想像力、そして少々のお金

きれいごとを言わない、をモットーにしてますが、時折言ってます。

ライフネット生命の上場が3月に

たまには自分の仕事・業界にまつわる話を。さらっと。そうでもしないとこのブログは、なんだか精神不安定な男の酒飲み日記になっているので。
以下、くれぐれもずぶの素人の思いつき解釈ですからご容赦を。>関係者各位

ライフネット生命、3月15日マザーズ上場」 (日経新聞2月10日)


ライフネット生命の上場は昨年の夏、既に報道されており、今年の3月が目処ということまでわかっていました。で、今回の報道でわーっと広まったわけですが、一様に歓迎ムードであるのは間違いないと思います、はい。最近の話では、日本のセイホとして第一生命が上場しましたが、この時は業界に与えるインパクトはそれなりに大きかったと思います。(*契約者=株主という日本独自の相互会社という制度できた保険業界でしたから。)それに比べ、外資系生保は上場企業がむしろ当たり前という感じですが、とにかくこれで日本のセイホとしては第一生命と、T&Dフィナンシャル(太陽生命大同生命のあれです)、ソニーフィナンシャル(ソニー生命のあれです)、についで4番目となるわけです。
ちなみに、日本で営業している/できる保険会社って全部でいくつあるか。国内も外資もカタカナセイホも合わせて。えっと、だいたい50社弱です(たぶん)。
で、上場するメリットは色々あるでしょうが、今回のライフネットで言えば大きく「2つ」在ると思います。


まずもって目的の一つは、広くからたくさんのお金を集めること。これは当たり前ですね。成長戦略であり規模の拡大であり、現在まだ赤字であるライフネットとしては当然の選択だと思います。創業にあたって約100億円も集めていますし。凄いよなぁ。自分もお金があったらどーんと出したかった。そういう意味では個人的に上場の時期としては、なるほど適当かもしれないなと思います。
二つ目は、宣伝。つまり広告ですね。これ、本当に大きいです。企業にとっては、いくらでもお金をかけたい部分ですから。個人的には、ここが大きいよなと思います。凄くいい効果として利いてくるんじゃないでしょうか。


では、脱線して。保険代理店として上場している企業はあるのか。これもあるんですね。直接的には2社ですが、親会社諸々とかを含めたら5社でしょうか(入れ方によりますので)。この、代理店で上場している企業を僕なんかは注目して見ているんですが、やはり決算ごとに「よく」見せなきゃいけないし、パフォーマンスも大事になってくるので、結構動きが激しいなと感じることが多々あります(別にそんなに悪い意味じゃないです)。でもこれって当然なんですよね。上場企業の宿命ですから。


と、よく分からなくなってきましたが、とにかく(自分に)言いたいのは、益々厳しさを増していくこの業界で飯を食わせてもらおうと思っているのなら、もっとがんばれということです。はい、がんばります。


以上、現場からでした。では、帰ります。