勇気と想像力、そして少々のお金

きれいごとを言わない、をモットーにしてますが、時折言ってます。

犬と猫

実家にて、仲良く暮らしている。仲良くというか、穏やかに。さぷ、元気で何より。

まりちゃん(犬)はもう16才。噛む力は弱く、耳も遠い、目も不確か。足腰は、まだ何とか近くに散歩に行ける程度。僕がまだ18歳で(名ばかりの)進学という形で家を出るのと同じタイミングで産まれたまりちゃん。母親であり先代のはなちゃんは、それからすぐに亡くなる。自分の代わりに家に居てくれているまりちゃんは、18年間の姉や僕に継いで、両親とともに長く暮らしていることになる。僕は、もう二度と、両親と暮らすことはないのだろうか。実家はどうなるのだろうか。自分の人生が、分からない。ただ、どのような選択をしたとしても、底にゆるぎない意思を持っていたい。
帰省するたびに、幾つかの選択肢が浮かんでは消えていく。