勇気と想像力、そして少々のお金

きれいごとを言わない、をモットーにしてますが、時折言ってます。

阿蘇の旅の報告

行ってきました、走ってきました、浸かってきました、呑んできました、の、ご報告。
長閑な阿蘇駅にて二人が降り立つのを散歩しながら待ってました。

やって来ました変な2人(吉岡さん・木下さん)。

何だかスザンヌの話でニヤニヤしている二人を車に乗せて、とりあえず阿蘇山を上る、上る。

阿蘇山もそこそこに、「さて、走りにむかいましょか」ということで阿蘇の湯へ。
ここに車を止めて駐車場で着替えて、いざジョグへ。

炎天下の中、40分間「ヒーヒー」言いながら走りました。

最初は5キロぐらいと思っていたコースが確認してみると7キロほどありました。けっこういいペースで走っていたんですね。疲れるわけです。

「こんなに疲れるなんて予想外や」と、つぶやくフルマラソン経験者の吉岡氏。ハーフマラソン経験者の木下氏は「ちょっとペースが速かったですよね」と冷静な分析を。大会経験のない素人丸出しの僕はふくらはぎがちょっと疲労でピクピクッとしていたことを隠しつつ「露天にいこかー」と強がる。

貸しきり状態の風呂、露天でわいわい。木下さんがパンツ一丁で撮った写真をtwitterであげたら「えー、こらあかんでしょー、股間があかんでしょー」と予想以上にあかんかったらしいのでここでは掲載なしで。
風呂をあがってそのまま昼食を食べる為に隣接した本館へ向かう。九州の女性はいいねーと、吉岡談議をネタにしながら昼食を待つ。にやにや。

入浴500円、昼食1000円(入浴無しは1200円)。しかしこのランチはたまらなく美味かった。ご飯もおかわり自由。そんな至れり尽くせりに「こんなに美味い飯が出てくるなんて予想外や、予想外続きや」としばらくうるさい吉岡氏。

湧き水を使って8時間かけてできた水出しコーヒーもこれまた抜群で、その水出し器を出してきてもらって女将さんと写真を撮った。これは木下さんのアシストです。彼、今回の旅のアシスト王です。

阿蘇の湯で気分は上々の3人、大分を目指す道すがら「原尻の滝」へ。
つり橋の前で意気揚々の木下氏。

高所がダメとすぐ判明。へっぴり腰の木下氏。橋の中心を、中心を、ピヨピヨ。

滝を満喫。

足を涼む。

爽快。

さて、早く大分に戻って飲みましょ。ということで5時ごろ大分に。そのまま2人はチェックインを済ませ「赤坂」を目指す。時間は18時半。

木下さんのやってる仕事については知りたいこと・聞きたいことがたくさんあったので聞いた。それは純粋に面白かった。そして、気さくな風采の裏に芯の強さをもった人だなぁと感じた。
吉岡さんは現在の状況で世間体という外圧と戦いながらも現在の状況をとても冷静に踏まえていて、今後自分がどう生きていきたいのかを熱く熱く語った。それを聞けてほんとによかった。ほっとした。
みんな違う生き方や考え方で、いやでも現実社会にもまれ、それぞれ語りえない人間関係を築いてきてて、大切に思う家族や人がいて、でもそれが当たり前で、そんなことを前提として、相手の身の上の言葉に耳を澄ます、こっちも自分の考えを言う、そして酒をのむ。のむ、のむ。それが、やっぱりこの上なく愉快で、いつも、いつまでも続けばいいなと思う瞬間はあって。
あっという間に24時をまわり、いつものように「赤坂」のおもてなしに甘えつつ、酒を交えた楽しい時間は過ぎた。帰り、実はタクシーに乗ってから家に着いて寝るまでのことをほとんど覚えてない。ずいぶん気持ちが遠くに行ってたようでした。
とりあえず、関西圏から来た友人二人と遊んだ今回の旅の報告でした。


最後に、家族を放って遊びほうけるオッサンを許してくれた嫁さんに心から感謝しつつ。