繰り返しの毎日で

仕事と家を繰り返し、たまの休みは子供とべったり。そんな日常のさなかにも、可笑し味を探しては断片的に楽しく生きている。
家に帰り嫁さんを見てもそう思う。毎日を家事と育児に追われながら、出来なかったことが出来ていく子供の成長を喜びながらも半ば寂しさを覚え、どんどん情報に疎くなり、母親としてたくましくなっていく。夜は子供を寝かしつける前に寝てしまい、深夜に起きてはワイシャツのアイロンがけを済ましてくれる。
自分はといえば、家に帰れば仕事でパンパンになった頭をごまかすように、寝るまでの間は子供と遊び、くたびれた精神に活気をと酒を飲む。最近は夜中に走る気力も無い。ただ、救いは仕事が悪くないこと。商売を笑売としてまだまだ続けたいのだ。

そんな今の日常を、噛み締めながら生きている。