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勇気と想像力、そして少々のお金

きれいごとを言わない、をモットーにしてますが、時折言ってます。

ユーザーのすぐそばにある「はてな」

健全な企業のあり方を知る上で、はてなはとてもいい指標になる。
個人的な思い入れの強い企業はなかなか少ないのだが、はてなはその筆頭にあって、なんでそんなに応援したくなるのか漠然と思っていた。
理由はいろいろあるけれど、答えのほとんどがid:taknakayamaさんの過去のブログに凝縮されてあった。ホンとにありがたい。

絶妙な距離感

企業とユーザーを隔てた距離間(や敷居)が、その企業風土を作るとても大きな要因で、それで言えば「はてな」はユーザーとの距離が圧倒的に近い。
その近い距離感が何をもたらすか。

私は企業を経営する人たちが今以上に働く人のための企業ということをよく考えて欲しいし、働く人たちも消費者としての我々も、あるいはマスコミや行政も含めて企業に対してよい意味のプレッシャーをかけ続けていくべきだと考えています。
何故「がんばれ、はてな」か (taknakayamaさん本人のコメント 2007/4/14)

そうなんだ、はてなには常にユーザーからの良いプレッシャーがかかっているのだ。
これは、最近本社移転を発表した後の約一週間、賛否両論のエントリーが‘どどっ’と押し寄せるているのを見れば一目瞭然。
非上場企業は好きなことをやれる、なんて大間違い。そこには従業員とお客様と社会の想いがあって、それを‘強く’感じ取ることができる組織(環境)をいかに構築していけるかが大事。上場して営業数字をさらし、株主の意向を聞くことの前に、これは企業前提として大事な体質だと思う。
はてなはそこを大事にしているんじゃないか、と感じられるからこそ、「がんばれ、はてな」に繋がる。

へんな社長とアフファブロガー

そして、なにより近藤さんの‘信念’が、梅田さんの言葉によって補完されていく。

近藤さんという人は会社を大きくするよりも大事なことがあると考えている経営者らしいので、こんなことを書いたらはてなの人たちにははためいわくなだけかもしれないとは思います
(中略)
働く人たちも消費者としての我々も、あるいはマスコミや行政も含めて企業に対してよい意味のプレッシャーをかけ続けていくべきだと考えています。そうした動きをリードする上で、梅田望夫さんがまさにご自身のブログで展開されているような、一種の哲人政治的なムーヴメントへの志向がこういう運動には必要だろうと考えています。
何故「がんばれ、はてな」か (taknakayamaさん本人のコメント 2007/4/14)

あまりに綺麗な?二人の補完関係に気持ち悪さを感じるというエントリーも少なくないが、これが僕にはなんとも心地よいのだ。だってこれほど見ていて人間味のある企業広報?はほかには無いのだから。
しかも、結果としてこのことが、ユーザーを巻き込んでいく。
常にプレッシャーのかかる状況に身をおくことを止めない‘はてな’は、やっぱり「がんばれ、はてな」なんだろうなぁ。