勇気と想像力、そして少々のお金

きれいごとを言わない、をモットーにしてますが、時折言ってます。

ネットから離れて思ったこと

年末年始の5日間、ネットとは疎遠の生活をしていた。そして離れていて改めて思うことがいくつかあった。


向こうの世界が、ふと気になる

家族でテレビを見ていたり、ちょっと面白い番組を見ているときなどに、「今ネット世界ではこのことについてリアルタイムで語られているんだろうなぁ」とか、「あのサイトでは年末年始はどんな事がおきてんのかな」とか、ふと気になってPCに向かいたくなる自分がいた。
こんなことは、今までにほとんど無かった。


無制限に溜まっていく情報をどうしよう

今日、5日間溜まった情報たちの閲覧作業に追われて、ゆうに2時間近くを要した。そして、まだ足りない。
このことが僕に教えてくれたことは、自分の志向性がまだまだ不確かだということ。
情報収集のプライオリティを確立したければ、自己の志向性を確立するしかないのだ。


ブロガーは、すでに僕の知人になっている

ほぼ毎日閲覧しているサイト、特にブログは、その書き手の人達がすでに僕の中では知人として入り込んでいる。
正月に友人達と呑んだ時なんて、友人に「今こんなことをしてる人がいてさぁ・・・」と、一般のブロガーの人達について、あたかも一度会って話した事があるような、そんな口ぶりになって話してしまう自分がいた。
これは、リアルでの知人(範囲は難しいが)となんら変わりが無いし、むしろブログに向き合う人たちのほうが、想いや生き方がうまくこっちに伝わることがある、ということの何よりの証拠だと思う。


リアル社会よりも可能性が広まっている

正月に会った色んな年上の親族の人たちと仕事の話をしていて思ったのは、良いニュースが極めて少なかったこと。そして、なんら未来への光が射してくるような話が出来なかったこと。
つまり今のリアル社会の閉塞感は、これまでのやり方では払拭できないな、という確信にも似た思いだった。
そんな未来への可能性を探る一番の方法は、手を伸ばせばそこにある‘ウェブ世界’なんだよ、という強い想いを、僕はうまく話すことが出来なかった。


でも、ウェブ世界ではちっぽけな自分

話を出来なかった理由は色々あるが、結局僕にはウェブ世界において、はっきりとした足跡があるわけでもなく、お金を生んでもいないし(トレードは別として)、何かを生み出している訳でもないので、まだこの世界で手ごたえを感じきれていないのだ。
でも、‘人生の可能性’を考えた上で、ウェブ・リテラシーは絶対に外せないと肌で感じているので、とにかく今年は更なるレベルアップを自分に課していきたい。


2008年はブログ以外の何かを始めたい

自分の将来に繋がる何か。自分の志向性に沿った何か。もちろんウェブ上に存在させてこそ意味のある何か。
これが、今年一番の目標です。