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勇気と想像力、そして少々のお金

きれいごとを言わない、をモットーにしてますが、時折言ってます。

岩瀬大輔という男

凄いことを起こそうとしている同世代の人間がいるんだと、はっとした。金融業界の3つのうち、その銀行・証券の2つは、現在のネットの大きな波にさらわれて、過去数年間で業態も激変した。保険業は、そういう意味では最後の砦なのかもしれない。
もし、現実にネット専業の保険会社が誕生すれば、営業員も販売員もいらず、経費はびっくりするぐらい縮小し、保険料の価格破壊が起きることは必死である。
10年以上先を見越した、卓抜した考え方である。
出資者がいる限り、きっと、遠くない未来に実現するであろう。
1974年、アフラックの大竹会長が3年という月日をかけて、旧大蔵省から「がん保険」の販売認可を得た作業が、この岩瀬という男の行為にダブって見える。しかし、熱意は同じでも、‘こころざし’という意味では大きな違いがありそうである。
以下は梅田氏のブログ(日経新聞より)から拝借。

 岩瀬は東大法学部四年で司法試験に合格。しかし卒業するとすぐにコンサルティング会社へ。その後、移った投資会社の先輩から「人生はマラソンだ」と言われ留学した。(中略)
 留学時代、そんな思いなどをブログ(日記風簡易型ホームページ)に書き込んでいた。今年六月に帰国。古巣に戻るつもりだったが、ブログを読んでいた投資家、谷家衛(43)から「君なら、すぐに金を出す」と言われ、方針を変えた。
「ベンチャーはアドベンチャーだから気概が必要。しかし方法論も大事で、粗削りなところもあるが、彼は二つとも持っている」。ネット企画に五〇%出資したマネックス・ビーンズ・ホールディングス社長の松本大(42)は岩瀬をこう評する。
 岩瀬の新事業には保険業免許が必要。ここ四年ほど生保の新免許は下りておらず、ネット専門となれば過去に例がないようだ。保険業法は免許条件として適正な財産基盤に加え専門の「知識や経験、十分な社会的信用」などを求める。巨大生保に挑むにはこの「法の壁」をまず乗り越えなければならない。