スガシカオの凹凸感
最近、車などの移動中にひたすらスガシカオを聴いていて、初期の頃から今に至っても飽きない理由が何となく分かってきた(思いつきです)。
ずっと気になっていた部分のことなんですが。
大工さんが木と木の凹凸を組み合わせ建物をつくって行きますが、連続するメロディーラインの凹に放り込まれる歌詞の凸がスガシカオの場合、曲によっては、また曲のどこかで必ず、入れ込む度にいつもきしきしと軋みながら収まろうとしているんです。悪い感じではなく。そのきしきし鳴る音の余韻さめないまま次の凹にまた凸が、同じ様に軋んで充てがわれていくのでその音自体もリズムとなって、またその連続性が個人的には妙に心地よくなってきます。
もう一回聴こうか、と。
でも、今日はもう寝ます。
村上春樹の新刊、読みたいです。