勇気と想像力、そして少々のお金

きれいごとを言わない、をモットーにしてますが、時折言ってます。

Mr.Lonly

思い過ごしの話として。結構しんどい毎日を送ってるなと思うときには、糸井さんの「多忙は怠惰の隠れ蓑」という言葉を思い出してはしのいでいるけれど、待てよ、どうにも自分だけではなく、みんなが(つまり家族や友人や他人も含め)何だか、この日常に結構必死で、僕なんか以上に大変なのかもしれないと思うことがよくある。まぁ気のせいかもしれないし、もしかしたら核心に満ちた話かもしれない。「オレがオレが」じゃない視点が、客観的で正常な世界の有り様だろうし。
それが日常のカタチであったとしたら、当然、いつかは誰かが(もしくは僕が)、堰を切ったように、怒りだすかもしれないし、止めどなく、ぼたぼた涙を落とし続けるのかもしれない。それを、感情の発散と呼び、収束し落ち着いた頃合いをリセットと呼ぶのならば、せめて、その辺りの感情の機微には、誰かがそっと、やさしく、そばにいてほしいと思うのは、誰だって共通の切なる願いなんだと思う。
何を言っているのかというと、僕は、玉置浩二の人となり、つまりその音楽について語っているのだ。この人のソレは、とても露(あらわ)で、それが過ぎるから、突飛で面白がられるキャラクターとして最近はメディアに切り刻まれていく。それは、個人的に、ちょっと耐えられない。恣意的に切り出す側にも、それを想像力なく笑う側にも。

しかしこの映像、たまんないなぁ。