暮れと新年のこと
暮れと新年の3枚の写真。
小野家恒例の除夜の鐘。幼い頃から知っているここの住職さん、一昨年に大病を告げられ、それが死と不可避のものであること、そして余命のこと、その全てを受けいれ、今年もにこやかに迎えてくれた。
来年も、元気な姿でお会いしたい。
うちの親父のこと。去年、何を思ったか「空き地に小屋を建てる」と言い出した。いいだけ働いてきたし、好きなようにすればいいさと家族は半ば知らんぷりをしていた。途中で知ったのだが、その家を建てる大工さんは僕の地元のよく知っている同級生よっちゃんだった。薪暖炉をいれ、ロフトをつくり、出来上がってみたそれは実に楽しげなもので、孫達は大喜びだった。
珍しく雪の舞う暮れに、逃亡していたサプ(黒猫)も帰ってきたし、新たに年を迎えられてよかったと思う。