勇気と想像力、そして少々のお金

きれいごとを言わない、をモットーにしてますが、時折言ってます。

3人のたまにぶつかる日常

仕事へのストレスはオレの事情、育児や家事諸々や夫へのストレスは妻の事情、幼稚園での悔しかったことや家でのわがままストレスは子どもの事情、家族3人が同じ屋根の下で暮らせばそりゃ当然ケンカは起る。普段は仲良くても風向きが悪いと全ての歯車がギクシャクする。「オレはこう思うんだ」「私はこう思うけど」「じょうくんはアレがほしい、これも食べたい」。この折り合いはどこにあるんだろうといつも思う。で、その幕開けは、実に些細な、よくある日常の普段気にもしないことから始まる。今朝は子どもが数日前に買ってきた10円ガムがきっかけだった。まったく、ガムなんてテープルの上にもこの世にも存在しなければよかったのに。解決せぬまま、家を出た。ガム事件だ。
思うに、日常の全てが、ほぼ喜劇で満ちている。
それでも、この未熟な家族は他の何物にも代えがたく、何よりも支えとして(時として都合のいい言い訳として、ウソウソ)、今や自分以上のものになっている。この肥大化した感覚が、自分では不思議でしょうがない。
許すことは難しい。それが家族であればこそ。だから衝突し、けんかをする。そのケンカの度に、自分の人としての未熟さと、妙な頑固さを自覚する。「果たして、自分は成長しているのであろうか」と自問し、何ら昔と変われてないだろうと結論を下す。
オレ、オレにもっと許せと言いたい。