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勇気と想像力、そして少々のお金

きれいごとを言わない、をモットーにしてますが、時折言ってます。

ひとり録画テレビを見ながら

日常

昨日一昨日と家族(妻息子)が実家へ帰省中のため、夜はひとりのんびりと過ごした。夕食代わりにビールに合うつまみを。冷蔵庫の残り物を物色し、妻が子供用に買っておいたであろうソーセージの残りを全部使い、ハムも焼き、キュウリを一本。

一人でいるときの日課である溜まっているTVのHD録画を見ることに。ワールドカップ特集と坂本龍一のscholaの2つ。ワールドカップ特集は期待していた内容とは裏腹に日本チームのことばかりだったのですっとばし、教授のもう終わってしまった番組スコラへ。ジャズミュージシャンの山下洋輔とのセッションにはジーンときた。ジャスの、目で会話しながら跳ねていく様は何ともいえない。教授にとってジャズセッションは初めての試みだったらしい。
そしてY.M.O.メンバー揃えて、当時の邂逅を。細野さんのベースプレイを当時から教授も高橋幸宏も同じグループでありながらファンだったとは知らなかった。以前、何かの本だと思うけど大滝詠一も細野ベースは絶賛していた。
ダンスミュージックなどと絶妙に絡み合いテクノが流行りだしたとき、それまでひたすらグルーヴを追い求めていた細野晴臣は、その次の日にはまったく別ジャンルであるテクノを追求しだしたという。「そこにはもう好奇心しかないよね、ただやってみたいっていう」と細野は笑いながら答えていた。当時Y.M.O.としてテクノを本気で追求していったからこそ、テクノミュージックでは表現しきれない音や表現力がたくさんある、ということに気が付いたんで今となっては凄く勉強になったよな、と坂本龍一も語りだした。
新しいものを自分の体で試しながら第一線を走り抜けてきた人にしかわからない物語のごく一部が、映像と共にそこに写し出されていて、いい番組だなぁとしみじみ思った。NHKアーカイブは、確かに日本の宝庫の一部かもしれない。
細野が語る「老人力」という言葉が今後の細野のキーワードらしかった。つまり、年老いたベーシストの弾く音色がなんともかっこよくて細野もかなわない、というどうもそのあたりのことだと思う。

家族がいて当たり前という日常に、たまに一人で夜を過ごすのもいい。小腹がすいてきたんで冷蔵庫を再度物色。とても大きなトマトがあったんでピーマンとハムとアスパラガスを入れてトマトパスタを作った。味は塩のみで、仕上げにお好み焼きソースを入れたのがよかったのか、非常に美味かった。
夏は、暑いけれど基本的にやっぱり好きだ。