勇気と想像力、そして少々のお金

きれいごとを言わない、をモットーにしてますが、時折言ってます。

すべてを否定から入った業界

最近なにやら仕事途中の息継ぎブログと化していますが、これ、とてもありがたい気分転換なんです。
僕は元々、民間の保険とは基本的に人生において不要なんじゃないか、という意識のもと保険業界に入りました。何をそんなにリスクヘッジして生きなきゃならないんだよ、と、20そこそこの僕は明確に思っていました。
ほぼすべての保険会社の商品を理解し、各社の商品を提供できる立場にもあり、日本に民間生保が溶け込んだ背景や文化を、また現行の国の社会保障制度を知り、自身は家族を持ち、守るべき存在が出来てもなお、「‘そんなに’リスクヘッジして果たしてどうなんだ」という気概のようなものは今でも残っています。まぁ個人的に多少偏屈な生き方の問題もあるわけで、もちろん考え方は人それぞれ。
ただ、要るように‘見せかけてきた文化’があること/あったことは経験上事実です。もちろんどの業界も似たような体質/文化はあるんでしょうが。
ただ、やはり毎日色んなお客さんと会う中で、やっぱり個人においては不要な/持ちすぎな場合が多い。基本的に何度か話した後に加入保険の証券をすべて持ってきてもらうんですが現状を説明しつつ「ふーむ、よくかけてるなぁ」と思う方々が多い。まぁ企業のリスクヘッジや節税効果等はとりあえず別としますが。つらつら・・・。


で、やっぱり民間保険に対しての(良し悪し含めた)考えや現在の仕事の展望についてはとてもじゃないけど上手くここで簡潔に書く能力はありませんが、ただ、僕はほとんど否定から保険というものを覗き込んで見てきたせいで*1、結果としてそれが今では自分の仕事をする上で良い方向に働いているような気がしています。ふり幅を広く持てた、という意味で。まぁあくまで今のところですが。つらつら・・・。

*1:もちろん素晴らしい理念の下に作られた商品はありますし、尊敬できる保険会社のリーダーもいます。