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勇気と想像力、そして少々のお金

きれいごとを言わない、をモットーにしてますが、時折言ってます。

「ライフネット生命保険」が明日開業

業界騒然となるか?ちょっと長めの生保業界の考察です。
岩瀬さん(生命保険 立ち上げ日誌)を追いかけてきた?僕にとっては明日の開業がとても楽しみです。
‘ウェブで生命保険が買える’会社としては、先月の4月7日に開業したSBIアクサ生命についで2社目。このSBIアクサ生命については先日書いたとおり
僕がここまでライフネット生命を勝手に応援しているのは、自分がその業界の片隅に身を置いているから*1、というのもあるけれど、金融業界(銀行・証券・保険)の中でも、(生命)保険業界は、その営業手法についても、また体質においても非常に古い慣習が残っており、すべてが悪いとは言わないまでも明らかに「おかしいだろ、これは」という違和感を、身をもって知っているからです。だから、その旧態依然とした業界体質に大きな風穴を開けるのではないか?とわくわくしながら追っていたのです。
で、肝心なライフネット生命のプレスリリースを拝見。
僕の注目は、‘終身’の医療保険を出すのかどうかの一点でしたが、やりましたね。ここを押さえました。20年・30年先を見越した作り方をしました、という想いが見て取れます。
ただ、保険料は劇的に安くない。定期保険(死亡保障)は安くて当たり前だけど、終身医療保険では外資系生保やオリックス生命などとほぼ変わらずでした。もうちょっといけた気もするのですが・・・。でも、そこに踏み込んだだけでも安堵しました。さすがです。
で、狙うターゲット層は20〜40代の世代。当然、ウェブリテラシーの高い層でしか無いわけです。狙うべき層はそこでしかないのでしょうし、かつては、大手生保と呼ばれる各社もその層に対して積極的に販売し、浸透させたからこそ現在があります。
ただ違うのは、戦後から高度成長期においての当時は、働き盛りで日本のピラミッド構造を支えてきた「団塊世代」を、当時の生保各社は‘わしづかみ’にすることに成功したということ。そのうえ給料天引きという大きな武器も持っていました。会社への帰属意識の強い層で、しかも多くの人が終身雇用、そのうえ所得上昇も約束されている世代。保険料の更新もちゃんとしてくれました。
時代のせいにしたくは無いけれど、成長期というのはまさにそういうことなんだと思います。全体的に底上げされていく。だから、ほとんどの生保会社がどんどん大きくなれたのです。
じゃあ、今の時代は駄目なのかといえば、そうは思いません。でも、よりいっそう厳しくやっていくしか活路は無いだろうと思っています。これはどの業界についても同じことが言えるんじゃないかと思います。だからこそ応援したい。
明日オープンされるライフネット生命のオフィシャルホームページが楽しみです。

*1:むしろ自分の仕事をとても脅かす存在でもありますが(笑)