勇気と想像力、そして少々のお金

きれいごとを言わない、をモットーにしてますが、時折言ってます。

「私塾のすすめ」とシンクロニシティ

今日の昼食時に時間を見つけて紀伊国屋にて購入。お昼を食べつつ読み始めた。
まだまだ序盤ですが、とても好意的にこの本を捉えることが出来ているのは、今、僕の中で方向性がわずかながら見えつつある「リアルとネット世界での関わり方」について、この本がどうにもシンクロ*1しているのでは?という勝手な妄想があるから。
私塾のすすめ」という言葉の持つ力が、既にこの本を読む前から、勝手に僕の中での‘思考の補助線’になっているのかもしれない。つまり、僕がいつか「見晴らしの良い場所」に近づくための‘もがき苦しみ’の中で「現実とどう向き合っていくことがベターなのか?」という問いに対しての補助線。
たぶん、リアルとネットの関係性を探る補助線を、すーっとを引いてくれているのでは、と勝手に思い込んでいるのだ。


話は変わって、先日からの比嘉さん(id:Ryu-Higa)とのリアルでの出会いで痛感し、変わったことは、もっとリアルでの生き方をより見直そう、と思ったことだ。つまり、いくらネットでの情報に精通していようとも、リアルでの人間力を磨くことでしか、やはり個としての根がはれない、‘ごまかしがきかない’ということに気が付いたのだ。それは比嘉さんの生命力の強さを感じたから、という理由も大いにある。
村上春樹の言葉を違う形で使わせてもらえば、(ネットに対しての)‘コミットメント’と‘デタッチメント’の2つのバランス感覚は、僕がネットを使った知的生活を豊かに送ろうとするのであればとても重要なことではないか、とそう思った。
その意味でも、ネットを通じたリアルでの志向性の近い方達との出会いは、出来るのであれば出来る限りしていきたい。その為にも個を研こうと思う。


今日は京都会議だ! 金城さん(id:simpleA)、山崎さん(id:caesarkazuhito)をはじめ、集まる皆さん、楽しんでください。^^

*1:シンクロニシティ:ウィキペディアによると、「ユングの説明によれば、シンクロニシティとは「非因果的連関の原理」、言い換えれば因果関係の外部、あるいは因果関係に付随して働く連絡の形式である。」・・・なんと難しい概念なんだ(汗)