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勇気と想像力、そして少々のお金

きれいごとを言わない、をモットーにしてますが、時折言ってます。

上場することの意味

基本的に今の僕にはまだ関係のない話になるのだが、起業して会社を軌道に乗せ、そして上場するというシナリオのメリットが、わかったようでいていまいちよくわからない。
広くから多くのお金を集めるのに最も効率のいい仕組みが上場なのだろうが、

  1. お金を多く集めることで営業活動を大きくしていくビジネススタイルと、
  2. 利益の中から無理なく営業活動を展開していくやり方、

を考えたときに、やっぱりケースバイケースなんだと思う。

はてな、本社を京都へ

今回のはてなのプレスリリース(本社を京都に移転)に触れてますます思ったことなのだが、はてなという会社は本当に自由に動いているなぁと思う。
上場した企業のほとんどが潤沢な資金と引き換えに、自由に活動を押し通すことが許されなくなってくる現状(mixiなんかも)を考えると、潤沢な資金を要する業種でなければ上場はしないほうがいい?気がする。
ただ、大きな誘惑が潜む
創業者利益

シリコンバレー的発想?がここで大きな誘惑になる。
もし、幸運にも上場できる要素が整い、「これからの企業の発展や個人としての資産形成を考慮したら、今の企業価値で上場し大きなリターンを得ておくのは一つの選択肢だよ」、とささやかれたら僕も足元がグラグラしちゃうだろう。企業理念と自分の人生が交錯してしまい、きっと誘惑に負けちゃうんじゃないか思う。
そう考えると、企業の根幹である企業理念は、間違えると創業者の理屈一つで何とでも理由付けの出来る危うい物なのかもしれない。
だから、「企業理念」と「近藤さんの生き方」がイコールになっている‘はてな’は今のところブレがないし、上場という選択肢よりももっと別の‘変なもの’を選び続けているのだろう。

目的ではなく手段

上場することは、資金を集めることで企業目標を達成できると判断したからであって、それ自体が目的ではないはずなのに、上場すること自体を目的としたり、株価と言う指標で企業価値が上がる事を目的とした時点で、きっと方向性を見失うんだろう。
ただ、‘はてな’は非常に稀なケースで、ゼロからのスタートで順調に収益が上がり、比較的コストのかからない業種(今のところ)で多額の借り入れを必要とせず、成長を続けている。
では、今年始業予定のネット生保はどうなんだろう?
多額の資本金を要する業種

日本の生命保険の文化を変えてくれるであろう(希望)ネットライフ企画株式会社の株主と資本金を見ると桁違いだ。40億円の資本金と株主のそうそうたる企業群。
生命保険会社を作るからにはこれぐらいの規模を当然要するし、まだ足りないぐらいだろう。そんな中で、上場し企業理念を貫いてゆくことはとても困難な道であることには間違いない。
でも、個人の理念よりも、多くの知恵を集結しながらもまれて行くので期待以上のモノが出来上がるかもしれない。
すると、上場のメリットもわかってくる。
結局

その企業に何を期待するかで違うってことだ。
‘はてな’に対しては、上場して縛りを自らつくって欲しくないし、ネット生保に対しては、大きな力(資金力)を持ち旧態依然とした業界に立ち向かっていって欲しい。
だから今、PVが急速に落ちてきたと言われるmixiの笠原さんの言動がとっても気になる。mixiとは何を目指しているのかが本当に問われている。