勇気と想像力、そして少々のお金

きれいごとを言わない、をモットーにしてますが、時折言ってます。

情報のデフレスパイラル?

Microsoft,Yahoo!,Google、この3社の記事が毎朝家庭に配られる新聞紙の一面に出てくる世の中になったんだなぁとつくづく思った。
新聞を毎日読んでいる(であろう)うちの父や、その世代の人たちは、これらの世界的IT企業が、どのような形で収益を上げているのかきっと知らない。僕でもまだ知らない部分が大いにあるのに。
だからきっと、その世代の人たちにはニュースが面白くない。
そういった意味では『世間一般的なニュース』、というのが本当にメディアで作為的に作り辛くなっているんだろうと思う。的が絞れないのだからしょうがない。だから、どうにも新聞の勢いがない。
テレビも同じ。
情報や娯楽を「一つのパッケージ」として各家庭へと流し込んでいく従来のスタイルは、今の時代もはや無理なんだろう。だから、テレビニュースもみんながわかりやすい不祥事問題や政治家個人のスキャンダル、変質的な殺人事件等、結局ワイドショー的なやり方しか落としどころがないのだ。
で、ますます面白くなくなってくる。情報のデフレスパイラルだ。
僕個人としては、この現状で別段不自由はしないし、むしろネットでの情報ソースは増える一方なのでありがたい限りなのだが、年配層の娯楽?がしぼんでいくのはなんともかわいそうだなと感じる。
先日リリースの「新s(あらたにす)」も、年配層にはまったくありがたみのない3社企画だし、強権的な年配層は今でも幅を利かせつつ生きているが、それ以外の市民レベルでの平均的年配層?(うまく言えない)は、なんとも面白くない時代なのかなぁと感じてしまう。
どうなんだろう。