勇気と想像力、そして少々のお金

きれいごとを言わない、をモットーにしてますが、時折言ってます。

さんまと茂木さん

昨日のテレビ(日テレ)で、「さんま・所の・・・」(題は知らない)という4時間ぐらいのスペシャル番組に茂木さんが出ていた。
なかなか観れない組み合わせだと思い、茂木さんがどんな発言をするのか待っていたが、いかんせんさんまの独壇場。上がったリングが悪かった。ほとんど存在感を示せずに終わった感じだった。(色々しゃべられたのかもしれないが、編集されたのか? しかし、たけしはさんまと絡む時が一番楽しそうだ。とても笑えた)
司会のさんま・所はインターネット自体をしないため、その世界を知らない。その世界を知らない人に、この世界の凄さを伝えようにも、ほとんど伝わっていない感じだった。ブログについても、ノートPCを使いながら説明していたが、ものの何分で終わってしまった。
つまり、現実世界でウェブを利用せずに、思うままに仕事が出来ていて、収入もあり、既成のシステムで不満のないお偉方には、ウェブ世界に対して、基本的に「興味がない」のだ。
だから、わざわざむこう(地位と名誉とお金をもつ年配層)のリングに上がっていって、「これからはウェブの世界が凄いことになりますよ」と言ったところで、意味がない。
観ていて思ったのは、さんまは、この既成システム(大衆メディアのテレビ)では、100%の力で頑張っている。
力を抜かずに能力を発揮するこういった人間がたくさんいて、影響力を持ち続ける以上、大きな大変革はまずない。既成のシステムは、それほど「やわ」じゃない、そう強く思った。
ウェブ世界の凄まじい進化が、大きく現実世界に影響を及ぼして欲しいと思ってしまうが、既成世界とウェブ世界の共存が(どのような比率での共存の仕方になるのか?)、きっと望ましいのだろう。