勇気と想像力、そして少々のお金

きれいごとを言わない、をモットーにしてますが、時折言ってます。

「ぬちマース」

沖縄の海から取れる塩。小麦粉のようにパウダー状で、とげのある塩辛さはなく、ミネラル分がとにかく豊富。野菜をそのまま付けて食べてもおいしい。
半年前にたまたまテレビで見たのがきっかけで、ネットを通じて購入。すると、テレビの反響があまりにも大きかったため(業者さんのメールより)「ぬちマース」は、やっとつい最近届いたのだ。
その時のテレビ映像では、愛想の良い一人のおじいさんがトラックで海水を汲むところから始まり、そのたくさん汲んだ海水を、小さな工場へと運び込み、部屋中に噴水のように海水を撒いていく。(空中噴霧製法だったか?)そして、自然に水分だけが蒸発し、塩が壁に張り付き、その塩が「ぬちマース」となる。(*ちなみに‘ぬち’とは命の意味らしい)
一人での作業だし、製法からして大変なため、一回に作れる塩の数は限られていて大量生産が出来ない。それでもこだわりを持ってそのスタイルを続けている。
その時の同行者は、健康とお掃除オタク?の松居一代。しかも時間は夕方8時頃だったはず。画面からは『間違いなく体に良くておいしそう!』という説得力がビンビンに出ていたのをはっきり覚えている。
ネットでの注文を楽天からしたのだが、その後すぐに「ぬちマース」は、どこの業者も入荷待ちになっていた。
テレビという存在の大きさと、‘有名人’という効用に、リアルに驚いた。
僕は今でも「ぬちマース」を付けて食べる時、あの笑顔のおじいさんが頭をよぎるのだから。 きっと、反響にびっくりしているんだろうなぁ。