勇気と想像力、そして少々のお金

きれいごとを言わない、をモットーにしてますが、時折言ってます。

携帯三国志

あと4・5年もすれば、携帯電話の通信インフラも、現在のPCインフラと同じ状況で利用できるような目処が立っているらしい。
無線で大容量ブロードバンド化が進めば、今の携帯電話の形態も激変していくに違いない。そこを見越しての、ソフトバンク・孫正義の挑戦なのである。
携帯電話への配信で利をなす企業がどんどん上場し発展しているようだが、その企業形態自体が危うくなっているのだ。 
つまり、無料化の波は加速度的に浸透し、課金制度自体のシステムを脅かしているのだ。
インターネットを使ったビジネスモデルのあり方は、約1年で一周して終わり、また違う形のビジネスモデルを生み出せない限り、衰退の一途である。
これは、何もインターネットに付随する企業だけのことではなく、すべての企業に当てはまることである。(衰勢のスパンは違うであろうが)
自分の企業のあり方をしっかりと見つめなおし、事業計画を頻繁にチェックし、絶えず時代の変化に敏感になっておかねば、明日は我が身なのだ。
とりあえず、今の携帯三国志は、孫さんのおかげで非常に面白くなってきている。