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勇気と想像力、そして少々のお金

きれいごとを言わない、をモットーにしてますが、時折言ってます。

友人のメール

今日は友人から来たメールをそのまま載せます。とてもいい内容だったから。

《 祝 早稲田実業


「スポーツとは筋書きのないドラマである」、「野球はツーアウトから」とはよくいったもんだ。
決勝戦の引き分け再試合、駒大、智弁の終盤での大逆転劇。
強豪高の底力、執念はすさまじい。


過去最多の60本のホームランだそうだ。屋外だから、空調は味方しないはずなんだが・・・。
妹の子供に買ってあげたプラスチックの「熊のぷーさんバット」でも飛んでいきそうだ。
特に、大阪桐蔭の中田のホームランには気絶しそうになった。


「紫の旋風」、鹿児島工業。鹿工の名前を聞いて一番最初に思い出す選手だと思うが、高校生離れした風貌でチームのムードメーカー今吉君。甲子園の土をごっそり重機で持って帰りそうな豪快なキャラだ。そしてこの今吉君と榎下、鮫島のバッテリーを中心によくまとまったチームだ。そして、彼らを指揮するのが中迫監督。泣き虫で、コメントがすごく謙虚な監督だ。
だが決して弱気につながらず、希望のある謙虚さだ。これが、選手に「監督にもう一度勝たせてあげよう」と思わせるんだろう。見てるこっちまでもらい泣きしてしまいそうだ。
高校生らしい清々しいチームだ。
こういう監督の下3年間野球が出来た選手は本当に幸せだ。


3連覇を目指した王者駒大苫小牧、そして田中。個人的に今夏一番応援してたチーム。決勝戦2試合の合計スコアは5-4。斉藤4失点、田中4失点。勝敗を決めた1点は駒大2年生投手菊池ってことになったね。昨夏の連覇、国体優勝、明治神宮大会優勝、そして二度の不祥事発覚、春の選抜出場辞退。輝きと同時に挫折、苦しみといった陰の部分を切り離しては見る事のできない今夏の駒大ナイン。不運にみまわれ、中傷、非難、追われるプレッシャーに耐えつづけた1年間。並の精神力ならズタズタになっていただろう。
特に主将だった田中は相当辛かったはず。(注:負担を考慮し本間君が主将へなったとのこと) それでも、中傷や不運に耐え自分を高める努力を惜しまなかった駒大ナイン。そして田中。3連覇まであっと一歩だったが、よく頑張った。
オイラより一回り以上も年下だが、人生の苦境をのり越える大切な何かを教えてもらったぞ。 準優勝だが胸を張れぃ。

 

斉藤4連投、田中3連投。硬式ボールを握った事のある人間なら分かるがこれは異常な事だ。甲子園の連投で潰れていった有望選手は数知れず。選手を美化し、エピソードを美談にしたてあげる。視聴者もそれを要求する。悪い事ではないが、箱根駅伝でフラフラになった選手を持ち上げたり、スポーツに対する考え方が感情、精神論にかたよりすぎだ。3連投、4連投なんて、もう野球の仮面を被った人体破壊ショー以外の何者でもない。高校サッカーは、高校生の未成熟な肉体を考慮し、日程に余裕を持たせているそうだ。サッカーに出来て、野球にはできないのか。
日程に余裕を持たせたり、連投禁止条約が出来れば、強豪高有利になるかもしれないが、高校生が、プロ、メジャーを目指す今の時代考えてあげてもいいんじゃないか。

今大会は、プロ注目の大型選手の一挙手一投足に魅了されるのではなく、熱戦に興奮しっぱなしだ。純粋に野球そのものが楽しめた。


真夏の暑さを忘れさせてくれる、今夏一番の避暑地は高校野球観戦だった。